✨ げんげんから始まった

ー名前の地底に眠っていた物語ー

息子が生まれた日、

看護師さんがふと呼んだ「げんげん」。

家族や周りの人たちが自然に使い始め、

幼い頃の呼び名として定着した。

やがて成長し、本名で呼ばれるようになったとき、

「げんげん」は一度、静かに地中へ潜った。

時が流れ、

私がパソコンを手にし、

テレホーダイの夜に初めてチャットを開いたとき、

ハンドルネームとして選んだのは、

やはり「げんげん」だった。

そこから

「ゲンゲン一家の日々」というホームページが生まれ、

gengen33 という名前が私の“屋号”になり、

ドメインにもなった。

そして昨日、

「大川端の創作棟梁」を名乗った瞬間、

その名前の奥に眠っていた

地底の大きな岩のような記憶が

静かに浮かび上がってきた。

すべては、

あの日の「げんげん」から始まっていたのだ。

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