イワシの話

先日、山からHPの師匠が東京に出てきたので、ネット仲間が集まり私のホームグランドでミニオフ会が開催されました。場所は前に紹介したことのある月島の居酒屋 “岸田屋”です。まずは究極のおつまみ3点セットの煮込み・肉豆腐・かけしょうゆ(マグロの中落ち)と魚に飢えている師匠にとイワシの刺身・ギンダラの煮付け等を注文しました。イワシは大正解! 表面に脂が浮き出てテラテラ輝き口のなかでとろけます。イワシは一年中あるのですが夏場は脂がのっていていけるんですよね。さてここで得意の能書きを並べちゃいますか。

このイワシ昭和の終わりくらいまでは年間400万トン以上漁獲されていて、また魚へんに弱と書くくらいですから、腐りやすく”猫またぎ”などといわれていました。最近は漁も低調で全盛期の1/10以下ですが相変わらず大部分は餌料(養殖魚の餌等)や肥料にまわされています。

一番一般的なのがマイワシでニシン科に属し日本近海どこでもいます。カタクチイワシは煮干の原料で英名アンチョビーのほうがお馴染みかもしれませんね。あとウルメイワシは丸干しの原料です。

このイワシ、築地ではセリ人泣かせの曲者で、鮮度・大きさ・脂ののりがプロのメガネに適うとすし屋向けにキロ2000円以上の値がつきますがちょっとはずすと安値はスーパーの惣菜向けのキロ100円以下もでて来ます。

宴もたけなわイワシの刺身にのどごしよく冷酒もガンガン飲んでミニオフも盛り上がります。師匠曰く「次はカラオケだぁーー!」今日は夜が長い……

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