マグロの話

 

熱心な読者よりマグロの話しはどうしたと言われました。そうでしたまだくわしく解説していませんでしたね。それでは主なるマグロを自己流ですが1通り解説してみましょうか。

本鮪(クロマグロ)
代表的なマグロ。主に北半球の温帯水域の高緯度部に生息する。日本近海、ボストン・カナダ沖、ビスケー湾周辺等が代表的な漁場。紡錘形をしていて体長は2.5m 体重は300Kgを超える。冬場に青森の大間等の北の港で水揚げされるものは築地で高値がつきます。また5月から9月に金華山沖でまき網船が漁獲するものも市場を賑わします。今年はこのまき網ものが豊漁で出だしの10日間で例年の倍の水揚げを記録しました。

インド鮪(ミナミマグロ)
本鮪の近似種で主に南半球の高緯度地域に生息する。主な漁場はケープ沖、オーストラリア大陸の南岸、ニュージィランド周辺等、南半球の冬にあたる5月から9月が盛漁期である。

目鉢鮪
本鮪より暖かい水域に広く分布する。昼間深いところにいるので目が大きく体形も本鮪に比べずんぐりしていて未成魚はダルマと呼ばれている。水温の低いところに生息するものは脂がのり本鮪やインド鮪より高値のつくものもある。

黄肌鮪
熱帯水域を中心に目鉢同様広く分布する。目鉢に比べ頭や目は小さく尾部は長い。赤身主体。東南アジアから盛んに空輸され、関西で人気がある。

袖長鮪(ビンチョウ)
比較的小型の魚で体長1.2m 体重30Kg 胸ビレがリボン状に長く、”とんぼ”と呼ぶところもある。白身で身が柔らかく東海、伊勢地方以外ではあまり刺身にしていなかったが最近はスーパー中心にだいぶ出まわるようになってきました。ちなみにツナ缶でホワイトミートはこのマグロ、ライトミートは黄肌やカツオを原料にしています。

他にもカジキマグロなどと言われるものがありますが、マグロ類はサバ科でカジキはマカジキ科とメカジキ科に属するのでカジキに関しては次回 ”カジキの話”をお楽しみに・・・

99/07/09

イワシの話

先日、山からHPの師匠が東京に出てきたので、ネット仲間が集まり私のホームグランドでミニオフ会が開催されました。場所は前に紹介したことのある月島の居酒屋 “岸田屋”です。まずは究極のおつまみ3点セットの煮込み・肉豆腐・かけしょうゆ(マグロの中落ち)と魚に飢えている師匠にとイワシの刺身・ギンダラの煮付け等を注文しました。イワシは大正解! 表面に脂が浮き出てテラテラ輝き口のなかでとろけます。イワシは一年中あるのですが夏場は脂がのっていていけるんですよね。さてここで得意の能書きを並べちゃいますか。

このイワシ昭和の終わりくらいまでは年間400万トン以上漁獲されていて、また魚へんに弱と書くくらいですから、腐りやすく”猫またぎ”などといわれていました。最近は漁も低調で全盛期の1/10以下ですが相変わらず大部分は餌料(養殖魚の餌等)や肥料にまわされています。

一番一般的なのがマイワシでニシン科に属し日本近海どこでもいます。カタクチイワシは煮干の原料で英名アンチョビーのほうがお馴染みかもしれませんね。あとウルメイワシは丸干しの原料です。

このイワシ、築地ではセリ人泣かせの曲者で、鮮度・大きさ・脂ののりがプロのメガネに適うとすし屋向けにキロ2000円以上の値がつきますがちょっとはずすと安値はスーパーの惣菜向けのキロ100円以下もでて来ます。

宴もたけなわイワシの刺身にのどごしよく冷酒もガンガン飲んでミニオフも盛り上がります。師匠曰く「次はカラオケだぁーー!」今日は夜が長い……