399日目 — 和室に流れ込む清流

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

台風7号と8号が接近している。 朝から雨。週末にかけて大雨らしい。

昨日の夕方、クロネコさんが三つ折りマットレスを届けてくれた。 帰宅のついでに粗大ゴミ券も買っておいた。 まずは圧縮されて小さくなっているマットレスを取り出し、 今まで使っていたマットレスは丸めて紐で結び、袋に入れてベランダに出した。

新しい三つ折りマットレスを敷いて少しうたた寝してみると、 全身がスーッと沈み込んでいく。 ああ、これはいい。

今朝、目が覚めてすぐに 三つ折りマットレスの一面を本棚に寄りかけ、 毛布とかけ布団をソファカバーにして和室ソファが完成した。 30分ほど、ぼけっと座って足首をぐるぐる回していた。

手元には、池波正太郎のエッセイだけをまとめた29巻、 開高健と北方謙三のエッセイ集。 音楽を流し、足首を回しながら、 どれでも一冊手に取れば、ここで旧友のように過ごせる。

この和室の静けさは、 昨日の夢で見た地下三階の清流の続きのようにも思えた。

半年かけて作ってきた大川端工房の土台。 リビングの大きなテーブル、窓側の小机。 ひとりの時だけの限定だけれど、平日の休みには独占できる。

3部屋を大人4人で使って窮屈だとぼやいていたけれど、 アルバイトに切り替えたことで“ひとりの空間”が手に入った。 まずは平日の休日を有効に過ごす。

きっと、アルバイトをしなくてもよくなる日が来る。 その時に、ひとりきりになって何もできずに呆然としないように。 今日の和室の静けさは、 その未来のためのもうひとつの清流だったのかもしれない。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

CAPTCHA